feets blog

アントワープからの使者

かなり寒くなってきましたね。 軽快なステップで暖を取る、小坂です。 23AW Howlin'のデリバリーが、ベルギーから到着致しました。 そもそもHowlin'(ハウリン)ってどんなブランド? ということでざっと説明していきましょう。 Howlin'はベルギーはアントワープに拠点を置くニットウェアブランドです。 ベルギーで1980年代に始まった「ニュービート」というエレクトロニックミュージックのジャンルからデザインのインスピレーションを得ているブランドです。 その為、Howlin'の作るアイテムはポップでキュートなモノばかり。 生産は、主にベルギー、スコットランド、アイルランドで行われています。 彼らが心掛けていることは、職人による手工芸を守ること、そして現代のスピード重視の風潮や機械化を求める社会においてゆっくりと作業を進めることによる丁寧なものづくり、大切にされているブランドです。 彼らはそれを「小さなレコード会社が、解説文付きで、お手製のスタンプが押された7インチレコードを作るように。」と例えています。 良い表現ですね…。 やはり伝統のある工場さんの為、Howlin'らしいユニークなデザインのものを提案すると、最初は怪訝な顔をされたそうですが、今は喜んで作ってくれるそうです。 伝統と新しいカルチャーの融合が非常に良い塩梅となっていて、手作業という点においてHowlin'のプロダクトからはどこか温もりを感じるのです。 またHowlin'の… おっと。 長くなってしまいそうなので、そんなHowlin'のアイテムをざっと紹介していきましょう。 まず最初に "Best Walrus In Town" セイウチが氷山の上に佇んでいるニット。 直訳すると、「町で一番のセイウチ」(笑) ちょっと焦点が合ってないマヌケな表情が愛くるしいですね。 アウターの隙間からセイウチがチラッと見えるのも想像するだけで良いですね。 お色は"Blue"と"Grey"の2色ございます。 つぎに "Taste...

アントワープからの使者

かなり寒くなってきましたね。 軽快なステップで暖を取る、小坂です。 23AW Howlin'のデリバリーが、ベルギーから到着致しました。 そもそもHowlin'(ハウリン)ってどんなブランド? ということでざっと説明していきましょう。 Howlin'はベルギーはアントワープに拠点を置くニットウェアブランドです。 ベルギーで1980年代に始まった「ニュービート」というエレクトロニックミュージックのジャンルからデザインのインスピレーションを得ているブランドです。 その為、Howlin'の作るアイテムはポップでキュートなモノばかり。 生産は、主にベルギー、スコットランド、アイルランドで行われています。 彼らが心掛けていることは、職人による手工芸を守ること、そして現代のスピード重視の風潮や機械化を求める社会においてゆっくりと作業を進めることによる丁寧なものづくり、大切にされているブランドです。 彼らはそれを「小さなレコード会社が、解説文付きで、お手製のスタンプが押された7インチレコードを作るように。」と例えています。 良い表現ですね…。 やはり伝統のある工場さんの為、Howlin'らしいユニークなデザインのものを提案すると、最初は怪訝な顔をされたそうですが、今は喜んで作ってくれるそうです。 伝統と新しいカルチャーの融合が非常に良い塩梅となっていて、手作業という点においてHowlin'のプロダクトからはどこか温もりを感じるのです。 またHowlin'の… おっと。 長くなってしまいそうなので、そんなHowlin'のアイテムをざっと紹介していきましょう。 まず最初に "Best Walrus In Town" セイウチが氷山の上に佇んでいるニット。 直訳すると、「町で一番のセイウチ」(笑) ちょっと焦点が合ってないマヌケな表情が愛くるしいですね。 アウターの隙間からセイウチがチラッと見えるのも想像するだけで良いですね。 お色は"Blue"と"Grey"の2色ございます。 つぎに "Taste...

普遍的な美

心地良い風、秋、最高です。コーヒーもお酒も美味しい、そんな季節です。小坂です。さて、今年もアルペンの時期がやって参りました。 生地、縫製など、全ての生産工程をフランスで完結させる拘り抜いた”MADE IN FRANCE”の洋服。 あくまで販売する身ですが、服を消費する立場としても、生産国に拘りすぎるのも近年はあまりよろしくない事かとは思いますが、やはり高揚感を覚えてしまいます。 フランス人のローランとマークの従兄弟2人が作る洋服は、まさにフランスの日常着、"リアル・クローズ"。 これを書いている約2ヶ月前、マークがfeetsに来てくれて、1時間程お話をしました。 ローランもマークも古着やヴィンテージクロージングが好きな方で、少し余計で、考え尽くされていないようなデザインが好きとのことでした。 良い意味でデザインが削ぎ落とされ過ぎていない服に、魅力を感じるのです。そこに自分の色を如何に足すかを考えるのが非常に楽しいのです。ざっとアイテムのご紹介をしましょう。 こちらは"LOFT V"フランスでは盛んなセーリングのウェアをデザインベースに。PRIMALOFTという人工羽毛を使用。1980年代初頭、スペースシャトルの断熱材を製造していたアメリカのALBANY社という会社に、アメリカ国軍が依頼を出し、開発した超微細なマイクロファイバー素材です。なんとこの素材、洗えます。←(ここ重要)洗えるアウターです。 袖付きの"LOFT J"結構印象変わりますね、こちらも格好良い。 "CONTOUR"程よい肉感のモヘアとウール。軽くてしっかり暖かい。ポケットの形も良いです。 "PLANO"メリノウールを使用した畦編みニット。ガッシリとしながらも、伸縮性がある為、軽やかな着心地。 "DYCE"裾のロールが愛くるしいニット。メリノウールをロールさせ、カットソーのようなシルエットに。小坂も微笑んでしまいますね。ARPENTEURのニットは毛玉が出来ないそうです!(前バイヤーの証言)僕も買って試そうかなあと思っております、、、。。普遍的って美しい。サイズ、色欠け、早くも出てきております。3連休ということで是非、祐天寺に遊びに来てください。「普遍的な美」

普遍的な美

心地良い風、秋、最高です。コーヒーもお酒も美味しい、そんな季節です。小坂です。さて、今年もアルペンの時期がやって参りました。 生地、縫製など、全ての生産工程をフランスで完結させる拘り抜いた”MADE IN FRANCE”の洋服。 あくまで販売する身ですが、服を消費する立場としても、生産国に拘りすぎるのも近年はあまりよろしくない事かとは思いますが、やはり高揚感を覚えてしまいます。 フランス人のローランとマークの従兄弟2人が作る洋服は、まさにフランスの日常着、"リアル・クローズ"。 これを書いている約2ヶ月前、マークがfeetsに来てくれて、1時間程お話をしました。 ローランもマークも古着やヴィンテージクロージングが好きな方で、少し余計で、考え尽くされていないようなデザインが好きとのことでした。 良い意味でデザインが削ぎ落とされ過ぎていない服に、魅力を感じるのです。そこに自分の色を如何に足すかを考えるのが非常に楽しいのです。ざっとアイテムのご紹介をしましょう。 こちらは"LOFT V"フランスでは盛んなセーリングのウェアをデザインベースに。PRIMALOFTという人工羽毛を使用。1980年代初頭、スペースシャトルの断熱材を製造していたアメリカのALBANY社という会社に、アメリカ国軍が依頼を出し、開発した超微細なマイクロファイバー素材です。なんとこの素材、洗えます。←(ここ重要)洗えるアウターです。 袖付きの"LOFT J"結構印象変わりますね、こちらも格好良い。 "CONTOUR"程よい肉感のモヘアとウール。軽くてしっかり暖かい。ポケットの形も良いです。 "PLANO"メリノウールを使用した畦編みニット。ガッシリとしながらも、伸縮性がある為、軽やかな着心地。 "DYCE"裾のロールが愛くるしいニット。メリノウールをロールさせ、カットソーのようなシルエットに。小坂も微笑んでしまいますね。ARPENTEURのニットは毛玉が出来ないそうです!(前バイヤーの証言)僕も買って試そうかなあと思っております、、、。。普遍的って美しい。サイズ、色欠け、早くも出てきております。3連休ということで是非、祐天寺に遊びに来てください。「普遍的な美」

まどかの予習服習 -スペイン産メリノウール編-

初めまして、feetsのまどかです!   今年の夏から新しく、feetsの一員として加わらせていただきました! が、なんとアパレル未経験。色んなご縁があり、未経験なのにも関わらずfeetsへ。 今も先輩方の力を借りながら修行中です、ありがたい、、 そんな新米店員まどかが、feetsで勉強したこと、まどかなりに噛み砕いて、 一緒に"服習"しよう!という、ブログです。 成長記録みたいなものですね。温かい目でお願いいたします、、、   記念すべき初回は”スペイン産メリノウール”です。   ウールは歴史がめちゃくちゃ長い。1000年以上の歴史があるそう。 昔の話からすると、メリノウールの生まれは12世紀の大スペイン帝国!   ウールの歴史が始まり、スペインで飼育されたメリノ羊から出来たウールは国で、高く称賛! 今は聞き馴染みのあるウールが、その時代では庶民の手には届かない、憧れのものだったそうです。 今の時代では想像つかないですね、、 そこからアメリカやオーストラリア等に行き渡り、現在はオーストラリアでの飼育が主流に。 オーストラリアでは“放牧”という牧畜の方式が採用されています。   一方で、スペインでは、“移牧(いぼく)”という方法がとられています。 牧畜にも、色んな種類がありますね。 移牧というとふわっと想像が出来るのですが、実際に内容を知ると驚きでした。 基本的に、“移牧”は、名の通り、移動して育てる。   なんで移動するのか、簡潔にいうと、エサを求めて移動してる。 暑い時期は、山へ。寒い時期は、南下して温暖な南の牧草地へと移動します。 人工的な肥料などで育てられた草木を羊の食糧にするのではなく、自然の力で育った草木を食糧として育てるために、 移牧という、過酷なやり方で飼育しているみたいです。 他の牧畜のやり方と比べると、羊にとっても人にとっても過酷に見えますよね。...

まどかの予習服習 -スペイン産メリノウール編-

初めまして、feetsのまどかです!   今年の夏から新しく、feetsの一員として加わらせていただきました! が、なんとアパレル未経験。色んなご縁があり、未経験なのにも関わらずfeetsへ。 今も先輩方の力を借りながら修行中です、ありがたい、、 そんな新米店員まどかが、feetsで勉強したこと、まどかなりに噛み砕いて、 一緒に"服習"しよう!という、ブログです。 成長記録みたいなものですね。温かい目でお願いいたします、、、   記念すべき初回は”スペイン産メリノウール”です。   ウールは歴史がめちゃくちゃ長い。1000年以上の歴史があるそう。 昔の話からすると、メリノウールの生まれは12世紀の大スペイン帝国!   ウールの歴史が始まり、スペインで飼育されたメリノ羊から出来たウールは国で、高く称賛! 今は聞き馴染みのあるウールが、その時代では庶民の手には届かない、憧れのものだったそうです。 今の時代では想像つかないですね、、 そこからアメリカやオーストラリア等に行き渡り、現在はオーストラリアでの飼育が主流に。 オーストラリアでは“放牧”という牧畜の方式が採用されています。   一方で、スペインでは、“移牧(いぼく)”という方法がとられています。 牧畜にも、色んな種類がありますね。 移牧というとふわっと想像が出来るのですが、実際に内容を知ると驚きでした。 基本的に、“移牧”は、名の通り、移動して育てる。   なんで移動するのか、簡潔にいうと、エサを求めて移動してる。 暑い時期は、山へ。寒い時期は、南下して温暖な南の牧草地へと移動します。 人工的な肥料などで育てられた草木を羊の食糧にするのではなく、自然の力で育った草木を食糧として育てるために、 移牧という、過酷なやり方で飼育しているみたいです。 他の牧畜のやり方と比べると、羊にとっても人にとっても過酷に見えますよね。...

反骨心

NORITAKE/HARADAのデニムジャケットを見ると、私はデニムに対する美学を感じる。 私は、デニムそのものがロマン主義的幻想に包まれたものであると解釈する。過去の古いものに対する敬意や、個人の主観によって美しいとされたものが正義とされるものであり、デニムにおいてこの振り幅は個々人によって非常に大きいと考える。 私は原田氏、則武氏のデニムジャケットに対するアプローチの仕方が面白いと思った。 「レプリカを作ることに興味はなく、厳密にLevi'sを観察する作業を基本とし、成り行きに任せながら、何か邪魔なものを省いた、それでいて物足りなさを微塵も感じない姿を見つける作業を行なっていた。それは彼ら自身にも既視感のない美しいものを見つける作業であった。」と彼らは語る。「出来上がったものはLevi'sをきっちりとトレースしつつも、過去のマスターピースに依かからない影や亡霊のようなものができた。」という。 デザインはLevi'sの1stをベースにしているが、これはあくまでも「ベース」である。 プロダクトを目の前にしたときに、モードな空気を感じたのだ。デザインは極限まで削ぎ落とされている。あくまでも「ベース」というのは、Levi'sの1stに対する解釈が「素直ではない」と私が感じたからである。やはり、どこか捻くれている。 無骨なアメリカ的要素、洗礼されたユーロ的要素のどちらもが混在した独特な空気感を纏っている。 アメリカの超長綿を使用したこの生地は旧織機で織っているとのこと。生産効率が悪く、現在では貴重とされている旧織機を使用することより、生地の表面にネップが生まれ、表情の豊かなデニムが仕上がるのだ。また月桂樹のボタンはフランスのものを使用している。 ここでプレスリリースの記事を引用する。 「使用されるマテリアルの多くが独自に開発される一方、そのカッティングやグレーディングバランスは主にLevi Strauss社の過去の名作を習作したものに過ぎず、彼ら自身のアレンジやオリジナリティは極力排除されている。異様に拡張されたサイズレンジは、トレンド性や普遍性、またはセクシュアリティといった概念自体を内包し、美しくグリッド状に示されたそれぞれのサイズが自由の意味を問いかけてくる。」 以前、原田さんと文面上で連絡を取り合った際に「お客さんに半分は放り投げるみたいな、そういうのは結構意識しながらやっている。」と仰っていた。 30から58まで、計12のサイズレンジは正に着る者に対する質問の投げかけであると感じる。 feetsでは 42 (REGULAR) 44 (REGULAR) 46 (EXTRA) 50 (EXTRA) の4種サイズ展開。 原田氏、則武氏の美学はデニム作りに対する反骨心すら感じるものである。 本質的に良いデニムジャケットが手元にあることは嬉しいことだ。ファッションとしても1着は持っておきたいところである。 店頭にて目の当たりして頂きたい。 →NORITAKE/HARADA

反骨心

NORITAKE/HARADAのデニムジャケットを見ると、私はデニムに対する美学を感じる。 私は、デニムそのものがロマン主義的幻想に包まれたものであると解釈する。過去の古いものに対する敬意や、個人の主観によって美しいとされたものが正義とされるものであり、デニムにおいてこの振り幅は個々人によって非常に大きいと考える。 私は原田氏、則武氏のデニムジャケットに対するアプローチの仕方が面白いと思った。 「レプリカを作ることに興味はなく、厳密にLevi'sを観察する作業を基本とし、成り行きに任せながら、何か邪魔なものを省いた、それでいて物足りなさを微塵も感じない姿を見つける作業を行なっていた。それは彼ら自身にも既視感のない美しいものを見つける作業であった。」と彼らは語る。「出来上がったものはLevi'sをきっちりとトレースしつつも、過去のマスターピースに依かからない影や亡霊のようなものができた。」という。 デザインはLevi'sの1stをベースにしているが、これはあくまでも「ベース」である。 プロダクトを目の前にしたときに、モードな空気を感じたのだ。デザインは極限まで削ぎ落とされている。あくまでも「ベース」というのは、Levi'sの1stに対する解釈が「素直ではない」と私が感じたからである。やはり、どこか捻くれている。 無骨なアメリカ的要素、洗礼されたユーロ的要素のどちらもが混在した独特な空気感を纏っている。 アメリカの超長綿を使用したこの生地は旧織機で織っているとのこと。生産効率が悪く、現在では貴重とされている旧織機を使用することより、生地の表面にネップが生まれ、表情の豊かなデニムが仕上がるのだ。また月桂樹のボタンはフランスのものを使用している。 ここでプレスリリースの記事を引用する。 「使用されるマテリアルの多くが独自に開発される一方、そのカッティングやグレーディングバランスは主にLevi Strauss社の過去の名作を習作したものに過ぎず、彼ら自身のアレンジやオリジナリティは極力排除されている。異様に拡張されたサイズレンジは、トレンド性や普遍性、またはセクシュアリティといった概念自体を内包し、美しくグリッド状に示されたそれぞれのサイズが自由の意味を問いかけてくる。」 以前、原田さんと文面上で連絡を取り合った際に「お客さんに半分は放り投げるみたいな、そういうのは結構意識しながらやっている。」と仰っていた。 30から58まで、計12のサイズレンジは正に着る者に対する質問の投げかけであると感じる。 feetsでは 42 (REGULAR) 44 (REGULAR) 46 (EXTRA) 50 (EXTRA) の4種サイズ展開。 原田氏、則武氏の美学はデニム作りに対する反骨心すら感じるものである。 本質的に良いデニムジャケットが手元にあることは嬉しいことだ。ファッションとしても1着は持っておきたいところである。 店頭にて目の当たりして頂きたい。 →NORITAKE/HARADA

pajamas

皆様、大変お待たせ致しました。夏が来ます(そんなに嬉しくない)。何かしらのフェスかイベントには行こうと思っております。 どうもfeetsの小坂です。 夏はどんなパンツを履くか。 ショーツ、涼しい系のフルレングス、低オンスのデニム、サルエル………。様々選択肢はあると思う。 今回は涼しい系のフルレングスをご紹介。 僕が普段から愛用しているtukiの0041 pajamas通称"パジャマパンツ"。 まずこのパンツはパターンが特殊。なんと生地の配分を前後逆にした"バックトゥフロント"というパターンを採用している。 履くとなんとも例えようがない独特なシルエット。薄手の綿シーチング生地を使用している為、生地の動きが出やすく、その独特なパターンのシルエットが顕著に現れるのだ。 水を通すとかなり柔らかくなり、生地はより軽やかになる。ちょっとやれた、洗いざらしの雰囲気もかなり好みだ。 そして何よりこの生地は涼しい。肌の接触面積はかなり小さく、風通しも抜群。ガンガン洗える。3年程履いていた私物のパジャマパンツは色がネイビーなのだが、あまりにも履きすぎている。生地は脱色をし始め、古着の様な雰囲気に。それもそれでかっこいいんですよね。 毎シーズン、変わった色を展開するtuki。どのようにお色を決めているのかデザイナーに聞いてみた。「妻と決めているのですが、特に根拠はない。」とのこと。気分。しかし毎シーズンどの色も好きで、自分の気分とも不思議と合う。んー不思議。 またデザイナーは、ロールアップして「変なショーツ」みたいな履き方も推奨している。 今年こそ、その履き方でスタイリングを考えていこうと思う(イメージはある)。 スタンダードなパンツは世の中にありふれている。一癖欲しい、そんな方におすすめしたい。

pajamas

皆様、大変お待たせ致しました。夏が来ます(そんなに嬉しくない)。何かしらのフェスかイベントには行こうと思っております。 どうもfeetsの小坂です。 夏はどんなパンツを履くか。 ショーツ、涼しい系のフルレングス、低オンスのデニム、サルエル………。様々選択肢はあると思う。 今回は涼しい系のフルレングスをご紹介。 僕が普段から愛用しているtukiの0041 pajamas通称"パジャマパンツ"。 まずこのパンツはパターンが特殊。なんと生地の配分を前後逆にした"バックトゥフロント"というパターンを採用している。 履くとなんとも例えようがない独特なシルエット。薄手の綿シーチング生地を使用している為、生地の動きが出やすく、その独特なパターンのシルエットが顕著に現れるのだ。 水を通すとかなり柔らかくなり、生地はより軽やかになる。ちょっとやれた、洗いざらしの雰囲気もかなり好みだ。 そして何よりこの生地は涼しい。肌の接触面積はかなり小さく、風通しも抜群。ガンガン洗える。3年程履いていた私物のパジャマパンツは色がネイビーなのだが、あまりにも履きすぎている。生地は脱色をし始め、古着の様な雰囲気に。それもそれでかっこいいんですよね。 毎シーズン、変わった色を展開するtuki。どのようにお色を決めているのかデザイナーに聞いてみた。「妻と決めているのですが、特に根拠はない。」とのこと。気分。しかし毎シーズンどの色も好きで、自分の気分とも不思議と合う。んー不思議。 またデザイナーは、ロールアップして「変なショーツ」みたいな履き方も推奨している。 今年こそ、その履き方でスタイリングを考えていこうと思う(イメージはある)。 スタンダードなパンツは世の中にありふれている。一癖欲しい、そんな方におすすめしたい。

SOWBOW(蒼氓)/ ROUND BOTTOM RC SHIRT

暑い日が続きますね。最近寒い日が続いてたんでいきなりの暑さでびっくりしてます。夏といえばfeetsではお馴染みになったSOWBOWからシャツが届いています。生地はコットンポリエステルのシアサッカーのような生地。ぷくっと表面がしているので夏でもべたつきません。チェックの雰囲気とこのサイズ感が90’Sを彷彿とさせますね。どかっと太いパンツと合わせてローテクスニーカーと合わせるみたいなスタイリングも直球で好きです。ビンテージのグランパシャツからインスピレーションを得て制作されたビッグシルエットシャツ。ただ寸法を大きくしたわけではなく大人も着やすいように袖や裾の収まりはいいように設定されています。前開けで羽織にしてもいいですねボタンは共通のディティールで有田焼のボタンを使用。一つ一つ有田の職人が手作りで作っておりシャツの印象に品を与えています。最近服に求めるものが変わってきている気がします。フラップ付きのポケットやディティールをふんだんに盛り込んだものもいいけどディティールの削ぎ落とされた直球なものが気になっています。日本人は蕎麦とか寿司みたいにシンプルなところをいかに突き詰めていくか、素材の持つ良さをどう引き出すかを大事にしてきたと思うんですよ。それは洋服も同じでシンフルに研ぎ澄まされたものに生まれる緊張感とか洗練された雰囲気ってあると思っていて、SOWBOWはそういった意味で非常にプリミティブで無駄がなく素材を大事にしているブランドだと思います。そういったものが今後も私たちのクローゼットに残り続けていって欲しいなとそう思います

SOWBOW(蒼氓)/ ROUND BOTTOM RC SHIRT

暑い日が続きますね。最近寒い日が続いてたんでいきなりの暑さでびっくりしてます。夏といえばfeetsではお馴染みになったSOWBOWからシャツが届いています。生地はコットンポリエステルのシアサッカーのような生地。ぷくっと表面がしているので夏でもべたつきません。チェックの雰囲気とこのサイズ感が90’Sを彷彿とさせますね。どかっと太いパンツと合わせてローテクスニーカーと合わせるみたいなスタイリングも直球で好きです。ビンテージのグランパシャツからインスピレーションを得て制作されたビッグシルエットシャツ。ただ寸法を大きくしたわけではなく大人も着やすいように袖や裾の収まりはいいように設定されています。前開けで羽織にしてもいいですねボタンは共通のディティールで有田焼のボタンを使用。一つ一つ有田の職人が手作りで作っておりシャツの印象に品を与えています。最近服に求めるものが変わってきている気がします。フラップ付きのポケットやディティールをふんだんに盛り込んだものもいいけどディティールの削ぎ落とされた直球なものが気になっています。日本人は蕎麦とか寿司みたいにシンプルなところをいかに突き詰めていくか、素材の持つ良さをどう引き出すかを大事にしてきたと思うんですよ。それは洋服も同じでシンフルに研ぎ澄まされたものに生まれる緊張感とか洗練された雰囲気ってあると思っていて、SOWBOWはそういった意味で非常にプリミティブで無駄がなく素材を大事にしているブランドだと思います。そういったものが今後も私たちのクローゼットに残り続けていって欲しいなとそう思います