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สวัสดีครับ
feetsの小坂です。
サワディー・カップ
今回はvol.2ということで、サコンナコーン県で染めている藍染めの生地を使ったシャツについてご紹介します。
少々マニアックなお話になります。ですので、噛み砕いてわかりやすくお伝えできたらと思います。
それでは、よろしくお願いいたします。
サコンナコーン県はタイ北東部に位置する県であり、多様な文化や歴史のある古代都市の1つです。観光地としてはマイナーなエリアですが、史跡や寺院などの歴史的建造物もある非常に魅力的な場所です。
※バンコクからは飛行機から1時間15分程の距離です。
タイでは各地の伝統文化を守り後世に継承しています。サコンナコーンには、「クラーム染め」という伝統工芸が存在します。クラームというマメ科の植物を使用した藍染めのことで、タイの地方に行くと庭先でも見かけることのできるような植物です。サコンナコーンでは、この染めを家業にしているご家庭もあるとのこと。
このクラームの枝葉を丸一日水に浸し、葉を発酵させます。その後枝葉を取り除き、石灰を撹拌させることにより、美しい藍色に変化します。
これを一晩寝かし、上澄み(溶解せずに沈んだものの上にできる澄んだ部分)と不純物を全て捨てた後に「泥藍」と呼ばれるものが残ります。
タイの藍染めは「沈殿法」という染め方になりますが、「泥藍」に灰汁やお酒、果汁や他の植物を混ぜたものの中に、糸や布を何度も浸け、深く美しい藍色に染め上げます。この染めの工程を最低でも10回以上は繰り返すそうです。
熱帯の国タイでは、涼しげな青という色が尊いものとされていました。木綿の衣類は、暑い季節には吸水性と通気性に優れ、寒い季節には体を温めてくれることから、北部、北東部では昔から人々の生活に、藍染めの木綿の衣類が重宝されていました。
また、天然の藍には「ピレスロイド」という成分が含まれており、このピレスロイドに防虫効果があることから、虫除け、蛇よけといった目的で、タイや日本はじめ、アジアでは主に農作業着として、着用されてきました。
今回、モダンな雰囲気もありながら、エスニックな空気も漂う柄をピックアップすることができました。ボタンは透明感、艶感のある2つ穴ボタン。シルエットは少々縦長なシルエットとなっております。
柄によってサイズのご用意もございます。
レディースサイズも少量ですがご用意しております。
是非店頭にて、サコンナコーン県の伝統文化に触れていただけら嬉しいです。
ということで、今回のブログはこの辺で終わりにしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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